基礎医科学研究部は故後藤和廣が鍼灸刺激と関係の深い皮膚の侵害受容器の特性の研究のため痛みの研究会として発足した。マイクロニューログラフィーによる神経線維の活動電位導出を中心に痛みの研究を展開した。生理学会、疼痛学会、ニューログラム研究会等で注目される研究成果を発表した。今後、発展的研究が期待されていたが、病気のため逝去された。

その後、會澤重勝が研究を引き継ぎ基礎医科学研究部に改称しライフエンス総研の一組織となった。マイクロニューログラフィーだけでなく、鍼灸実技評価機材の開発や企業との共同研究を行っている。